お笑い芸人、ビビる大木(44)が2日、日本テレビ系「アナザースカイ」(金曜後11・0)に出演。
2002年にお笑いコンビ「ビビる」を解散後、初の海外ロケで訪れたスコットランドを再訪。
ピン芸人になってから現在までの足跡を振り返った。
コンビ解散後、バラエティ番組の司会を務めるようになった大木は、自身の内面について「尖ったセンスっていうかどうか、ちょっと俺もよくわからないですけど、
そういったものがちょっとやっぱり変わってきた、なくなってきた感じはありますね」と振り返り、「もう牙がない」「なんで大木がテレビ出てんの」「大木べつに何もしてねえじゃん」などの言葉を投げかけられることもあったという。
それでも、2010年から8年半司会を務めた日本テレビ系情報番組「PON!」では、電車で日本テレビに向かいながら
「せめて今日、この車両の(しんどそうな顔をしている)人くらいは盛り上げたいな」という気持ちだったという。
そんな「PON!」が9月27日に終了した。番組終了を知ったのは、夏休みにニューヨークへ家族旅行しているときに見たネットニュースだったと振り返った。
大木は、妻で歌手兼女優のAKINA(33)から「私きょう、夜ご飯いらない」と言われたことを明かし「このときの悲しさね。
旅先で家族が番組打ち切りのニュースを見てご飯いらないって言ったときの…。『いや、今日はちゃんと食べよう』って言いましたもん」と、悔しさをにじませた。
大木は、「PON!」終了後、出演者・スタッフなどが集まって開かれた感謝会では「ありがとうございました。乾杯!」と明るく振る舞ったという。
しかし「乾杯は乾杯でやりきったと思いましたけど『打ち切られて笑顔で乾杯してる場合かよ』って思ってる自分もちゃんといて、ちょっとホッとしたんですよ」と振り返り、
「現役でいられる気概はまだ残っているのかなと思いました」と胸中を明かした。
http://news.livedoor.com/article/detail/15542217/
2018年11月3日 15時29分 サンケイスポーツ